舞台「パンピスの森」観劇

2019/6/2

「パンピスの森」 千秋楽。



観てきました。







2ヶ月も前とか、
どんだけ〜( ゚д゚)__♭




はい。



以前から舞台にたくさん?出演していたのに。

ようやく、舞台に立っている林愛夏を観ることができました。




この音楽劇は、

HMC(Hayashi Musical Club)旗揚げ公演。

劇団ぼるぼっちょさんと共同での旗揚げ公演になったとのこと。




このあたりは正直あまり詳しくなくて、

いつのまにか、「HMC」なる、ワクワクする劇団?(ではないけど)を立ち上げていることも客席に座って、チラシを読みながら知って。



TwitterやInstagramは見ているはずなのに、なぜかついていっていない自分が。。






まぁ細かい話はいいとして。






楽しかったです。とても良い時間。



「楽しかったーー!」「みんなも見て!!」



っていうより、



「あぁ、たのしかったなぁ」

「幸せだなぁ」


という感じの。なんか。




ぼるぼっちょさんも、安倍さんのことも、はじめましてだったので、

こういう世界がいつもなのかわからないんですけど、

なんとも林愛夏っぽい話で。



林愛夏と関わったあとは、いつも帰り道が気持ちいい。






今回はあまり話を細かく書くつもりはなくて。





まずバークレンを演じた神田くんが素晴らしかった。



神田くんの出ていた2015年のレミゼと言えば、

まさに自分がレミゼにドハマりしていた時期で。

間違いなく帝劇で彼を観てる。



あの頃は急激にレミゼにハマって。


1度目は1階席の最後列の一番左の席で。

2度目は少し中央の前よりで。

3度目がど真ん中の前から6列目。


ラストに自分の中では最高に良い席で観て、一旦完結したけど。



3回目の観劇のときは「レミゼラブルの小部屋」っていう50名限定のファン感謝デーのイベントにも当選して。


そのときにマリウス役の田村くんに「ラッコが好きだそうですが…」って質問したときのことがブログに載ってて。

それもすごく嬉しかったし、良い思い出。


ブログ⇒こちら



このときは質問コーナーがあるなんて告知もなかったけど、

「絶対ある」と信じて朝からずっと田村君の情報を検索しまくっていて。


小部屋に入ったときは質問は決めてたけど、

初めに聞いてもあんまりウケないし、

たぶんラスト一人ってなってから数少ないであろう男性が手をあげたら間違いなく指名してもらえる。


というめちゃめちゃ計画的犯行、計画的質問だったんですけど。






って話が逸れました。





神田くんはこの日のキャストの中でも違いを見せていて。


すごく惹かれました。

この人がいてよかったって思いました。


誠実なバークレンにピッタリな振る舞い。歌声。


どれをとってもバークレン。

素晴らしかったです。






そして、インフェル男爵を演じた林勇輔さんもまた素晴らしかった。


前説時点であきらかに「変」だったこの人。

対峙した人間が一瞬で、「こいつできるな…」ってわかるオーラを見せつけてましたね。



声が良いってすごい事だ。

存在で人を楽しませることが出来る人って本当に尊敬。


自分にないものをたくさん持っている素敵な人でした。





舞台で出てきた「インフェル男爵は悪い人ではない」という言葉。



普通、悪役ってそうは言っても悪い人なんだけど、

実際にインフェル男爵は本当に悪い人ではなくて(笑)。


マジで気持ち悪いだけで、結構良い人だった。


でも「マジで気持ち悪い」っていうのは結婚相手としては重要なことなんだと。






「細かく書くつもりはない」と書いたのに、ひとりひとり書きたくなるくらいみんな素敵なキャストさんでした。


実績のある方々はもちろん、

佐野舞香&寄川未結のレプローズも素敵だったし。

(レプロ―ズのインタビューは、こちら。)



ホントにたのしかった。


結構、自分なりの愛を振り回した極端な人達の集まりだったとはいえ、

なぜか優しい気持ちになれる音楽劇。




この日は子供のお客さんもいて、

ポカポレウスの「ウンコ」とか

インフェル男爵のお尻ネタとかの


わかりやすい笑いとか。



そういうので素直にケラケラ笑い声が出る空間だったのも

この舞台として、個人的にはとてもよかった。









好きな役者さん、アーティストさんはたくさんいますが、

このサイトの「MyFavorite」欄に書いている人はその中でもヴェルタースオリジナルで。



愛夏っちゃんは、

好きな役者の中でもかなりヴェルです。





本当に良い子ですよね。

知らんけど。





何度も言ってるけど、

ベビレ武道館のライブ前のわりと直前に、

TVの企画で電話が繋がったんですけど。



愛夏っちゃんと電話で会話して。

「大阪の対バンで見て…」って話をしたあとに、

スタッフさんに電話を代わって、


チケットの手続きを進めていたんですけど、

後ろの方で別のスタッフさんに自分と話した内容を話してる声が聞こえるんですよ。



「大阪の対バンで知ってくれたんだって」とか、かすかに聞こえる声で話してて。



電話に出たのがどんな人だったかとかを周りの人に話すのは、

もしかしたら演者側からすると"あるある"かもしれないけど、

こっちからするとなんかすごく「林愛夏っぽい」って思ったんです。



電話に出た瞬間に、別のヘッドホン?をつけたみたいで、こっちにはまなっちゃんの声が聞こえてるのに、向こうには聞こえてなくて。



「もしもーし、あれ?繋がってないみたい。あれ?切れました」

「あ、こっちか、もしもしー」

っていうのを素でやれちゃう。

この時は「(電話)切らないでーー」って内心思ってたけど、この抜けてる感じも魅力でしかないし、


まぁもう良い子でしかない。








あんまり感想書いてないですね。
最近、どんな舞台だったかは書いても
それで自分は何を思ったのかを書いてない。

そこを掘り下げたくて自分のために書いているのに。






ストーリーとしては、

森を伐採して大きな枠で民を救いたい人。
大切な森を守りたい人間と妖精。


の対立だったけど



単純な戦いの構図だけではなくて。



上でも書いたけど、
ここで言うみんなから「悪」として扱われてる男爵が純粋に戦うスタンスではなくて、


森伐採を阻止しようとする妖精や人間の意見に常に聞く耳を持っていて、


そのひとつひとつに振り回されながら
結果的には妖精たちの試みは失敗するんだけど。



なんかそれいいなぁって。
ちゃんと話を聞こうとするんですよね、この男爵。




いろんなドタバタの末に、
なんだかんだのハッピーエンド。



男爵を騙して森を守るためにいろいろやるけど、上手くいかない。
最後になんだかんだ上手く行く。

みたいな構成は、
すごく絵本式で、わかりやすくて楽しい。




その中にミュージカル要素が入って

すごく感情が揺さぶられたり、
楽しくなったり、
感動的なシーンを生んで。




とにかく笑顔に、優しくなれた時間。


林愛夏の舞台って感じのする空間。


優しいよい舞台でした。


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