第7回 #マジメイト作戦会議

2022.12.18


2019年11月26日以来

3年ぶりの有観客でのマジメイト作戦会議





この日のメンバーは、


マジメイト大槻さん、てぃんさん、六ちゃんさん、マサキくん、タテウチ、朝子さん、ハッピー林先生、そして桜田くんの8名。




文章を残すことが嫌になるこの時代に、感想を書くのも気が進まないのだけど、

桜田くんを見た感想は自分のためにも残しておくべきだと思ったので書くことにした。






この日は3部構成。


1部:歌唱
2部:連ドラ ツドウ第2話(メイトさん脚本)
3部:アドリブシアター





第1部:歌唱(ミュージカル)



メイトさんの「いろんなオン・マイ・オウン」はYoutubeでも好きで。


来る前から楽しみにしていた一つだったのでこの日見れて嬉しかったし笑ったなー。



レミゼ映画リメイク版を好きになってからどこに行くにもずっとレミゼのサントラ聴いてたんだけど、

特にサマンサ・バークス演じるエポニーヌが好きで


映画を見た年から3年連続?で帝劇にレミゼ観に行った好きな作品、オン・マイ・オウンは特別好きな曲なんですけど。



メイトさんのは各方面の特徴をよく捉えていて、

四季も小劇場も好きで行ってる自分が見てもあの誇張を笑えるし、

このおもしろい前提として本当に好きな人がやっていることに加えて”歌が上手い”というのがあってこそ成り立ってるなーとこの日あらためて。








そして、この日一番の発見は桜田くんだったな。



歌を聞いて、立ってる姿を見て


この桜田祥太朗という男にお金を渡さなければ今日来た意味がないなと思って席を立ったんですけど。




自分も歳をとったのだろうけど


この後のツドウ、アドリブシアター含めて、

彼の緊張感と、それに反していざやるとなった時の堂々としたパフォーマンスに感情動かされた。




「中途半端が一番ダサい」というのをよくわかっている開き直り方がとても気持ちがよく、あまりこういう感情をもらわないタイプなのだけど見ていて力が湧いてくるのが自分でもわかった。




彼の目はとても純粋で、めちゃくちゃカッコよかった。




ここで言う”純粋”というのはなんだろうか。

別に彼がたとえパチンカスでもアル中でもなんでもいい。

(そんな情報はない)



人前に出ている時はお客さんがいるということの意味と、その空間にいる人に価値をもたらす責任を負う上での、それに対する準備含めた振る舞いができるかどうかの純粋さがあった。



たくさん作品をみてお客さんの立場を多く経験してるのも自分が表に立つ上で活きているだろうし



経験は少なくてもこういう場にはある種で慣れているのもあるだろうけども。



文学座附属演劇研究所がどんな組織かわかりませんがきっと演劇を勉強しているのでしょう。


あーいう当たり前のプロの前提意識みたいなものは教えてもなかなか人間の変わらない部分なので、表に出る土台の才能は間違いなくあるなと思って勝手にこれからを楽しみにしてしまった。









第2部:連ドラ「ツドウ」



舘内美穂が実在するのか、を3年ぶりに目撃しに来た身としては、必要以上にこの瞬間を真剣に見ざるを得ないのだけれど


メイトさん演じるさつきの、全て裏目に出る空気の読めなさと憎めないあの人柄に自然と笑って

必要以上に"見よう"と構えてしまっていたところから、見る側の振る舞いとして正しいレベルにまでいい感じにリラックスして見れた。


さつきを中心にバタバタとコミカルに進んでいく中で、ついにかすみが感情を爆発させるあたりも"いきなり"ではあれどシリアスな重みのある糸が一話目から継続してずっと張り詰めながら進んでいるので、かすみのグチャグチャになるあの瞬間はなんか引き込まれる良い1秒+沈黙でした。

(マジメイトYouTube(@majimeito )より引用)


アフタートークでメイトさんが「性格を性癖と言い間違えた」と言っていたけど、むしろさつきなら「性癖」って言いそうだから間違いというよりメイトさんがさつきに身体を乗っ取られたんだ



一話終わりの「え…」みたいなところで期待させてからの二話はじまりで「なんだ宅配業者か」ってなるあの感じもなんかこれはマジでディスではなくすごい"連続ドラマ"っぽくて好きだった。




人の気持ちにズカズカと入ってきて場を荒らすかすみが、平行線のかすみと母の関係性やかすみの人生を動かしていくことになるわけだけど

そんなデリカシーないさつきもいろいろと抱えて生きているであろうし



次回はタテウチ大先生の脚本。
楽しみにしよ。



3年経っても口が悪くてかわいかったです。
会えてよかった。


(↑3人いるとみんなが良い顔してる写真がどうしても撮れなかったすみません)




第3部:アドリブシアター



今回、歴代アドリブシアターの中でも相当おもしろかった



ハードボイルドの六ちゃんさんさすが過ぎるし、オチに向かって綺麗なパス出す六ちゃんさんとしっかり想いを受け取ってゴールに押し込むメイトさんの関係気持ち良すぎる。



アドリブだからこその成り立たないのもおもしろさあるだろうけど、脱線しながら最後にピタッと決まるの気持ちいい



締めを意識しすぎるとオチに向かって膨らませたくない気持ちもあるだろうけどそれはおもしろくないだろうという意識も感じるし、


今回、ハッピー林(イニシャルHH)先生もだし、桜田くんも含め、みんな自由にやりながら残り時間付近で少しずつ決められた締めセリフに近づけようとしてそれを2人ないし3人が理解しててよかったなー



朝子さんは前回見たときはわけのわからないキャラを身に纏いつつ「良い人」という武器でそれらすべてを回収していた気がするが、

この日はハンドルをしっかり握った上で意図せずゴールから道が逸れても無理に軸に戻そうとすることはせず、余裕を持たせた上でも常にゴールに向かってコントをしていて、良い意味で驚いたしとてもよかった。




アドリブでの演技はやる側の得意不得意、好き嫌いがハッキリわかれるのでやれる人がやっていくのがいいね



マサキくんがまだ22歳?でシューティングペインの時めちゃ若かったなーと懐かしくなった

会場もあって緩めとはいえ相変わらずキレキレダンスでおもしろかった


(マジメイトYouTube(@majimeito )より引用)








まだ書ける気もするけど年越すまでに間に合いそうにないのでこの辺で更新しておこう







メイトさんが3年前に俺と会話した内容(無限ピーマンの話)を覚えてて、意外すぎて、えぇぇ?俺のこと覚えてるの??とびっくりしたけどなんか嬉しかったな



タテウチに会えたし桜田くんすごかったし、作戦会議自体、確実に1回目からおもしろくなっていってると思った


現地に行けてよかったー





■第7回作戦会議ダイジェスト

■「ミュージカル部」~3分アドリブシアター~


じゃあの!






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